消費者金融3社目でも審査に通る?3社目・4社目におすすめのカードローンを紹介

消費者金融での借り入れが既に2社ある状況で、「3社目でも審査に通るのか?」という不安を抱えている方は多いでしょう。

結論から言うと、総量規制の範囲内であれば3社目でも借り入れは可能です

実際に、借入件数に関する法的な上限は設けられておらず、年収の3分の1以内であれば複数社からの借り入れが認められています。

この記事では、3社目・4社目でも審査に通りやすい消費者金融の選び方や、審査通過のポイントについて詳しく解説していきます。

複数借入に不安を感じている方も、適切な知識と戦略があれば新たな借り入れの可能性を見つけることができるでしょう。

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3社目の消費者金融(カードローン)でも借入することができる!

消費者金融での借り入れが3社目であっても、法的には問題なく借り入れが可能です。

多くの方が「3社も借りていたら、もう借りられないのでは?」と心配されますが、実際には借入件数そのものに法的な制限はありません。

重要なのは総量規制の範囲内であるかどうかです。

総量規制とは
・年収の3分の1を超える貸付けは原則禁止
・借入件数に関する規制は存在しない
・返済能力の範囲内であれば複数社から借入可能

日本貸金業協会によると「過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)」とされています。

つまり、年収300万円の方であれば100万円まで、年収600万円の方であれば200万円まで借り入れできる計算になります。

借入件数は審査項目の一つに過ぎず、安定した収入があれば3社目でも十分に審査通過のチャンスがあります。

日本貸金業協会

4社目以降の消費者金融(カードローン)でも借入可能!

4社目以降の借り入れについても、法的には可能です。

貸金業法では消費者金融の契約数について上限が定められていないため、返済能力があれば4社でも5社でも借り入れできます。

ただし、借入件数が増えるほど審査難易度が上がるのは事実です。

信用情報機関JICCのデータ(貸金業利用者の借入件数別割合)
借入件数件数割合
3社以上99.3万人14.7%
4社以上37.6万人5.6%
5社以上15.2万人2.3%

このデータからも分かるように、4社以上から借りている人は全体の5.6%と少数派になります。

4社目の審査では特に収入の安定性が重視されるため、正社員として継続的な収入がある方や、アルバイトでも長期間同じ職場で働いている方は審査に有利です。

また、既存の借り入れで延滞がないことも重要なポイントになります。

カードローンや消費者金融は何社まで借入できるの?

消費者金融での借入上限は、一般的に5社程度が現実的な目安とされています。

これは総量規制と各社の最低契約額を考慮した結果です。

カードローン1社あたりの契約額は30万円前後になるケースが多く、総量規制を考慮すると年収が高くても5社程度が限界になります。

年収別の借入可能件数の目安
年収借入上限金額借入件数の目安(1社30万円)
200万円約66万円2〜3社
300万円約100万円3〜4社
400万円約133万円4〜5社
500万円約166万円5〜6社

中小消費者金融のフタバでは、貸付対象を「他社借入4社以内の人」と明確に定めているため、これも一つの参考指標となります。

また、借入件数が多くなるほど毎月の返済管理が複雑になり、返済日の管理ミスによる延滞リスクも高まります。

実際に5社以上から借りている人は全体の2.3%程度と非常に少なく、現実的には4〜5社が上限と考えるのが妥当でしょう。

3社目におすすめの消費者金融(カードローン)8選!4社目にもおすすめ

複数社からの借り入れを検討する際は、審査基準や特徴を理解して適切な金融機関を選ぶことが重要です。

ここでは、3社目・4社目でも審査に通りやすい消費者金融を8社厳選してご紹介します。

各社それぞれ異なる強みを持っているため、あなたの状況に最も適した選択肢を見つけてください。

アイフルは独自審査!審査落ち経験がある人も安心

アイフルは他の大手消費者金融とは異なる独自の審査基準を採用しており、過去に審査落ちした経験がある方でも借り入れできる可能性があります。

銀行グループに属していない独立系の消費者金融だからこそ、柔軟な審査対応が期待できるのが最大の特徴です。

アイフルの主要メリット
・独自審査による柔軟な対応
・最大30日間の無利息期間
・35日サイクル返済で返済負担を軽減
・WEB完結で郵送物なし

成約率は39.3%と高く、申込者の約3人に1人以上が審査に通過しています。

これはレイクの26.6%と比較すると13%以上高い数値で、審査通過の可能性が相対的に高いことを示しています。

初回契約なら契約日翌日から30日間無利息になるため、既存借入の返済に充てることで一時的な負担軽減も可能です。

35日サイクル返済を選択すれば、毎月返済よりも5日間返済期間に猶予ができ、資金繰りが厳しい時期でも対応しやすくなります。

アコムは在籍確認の電話なし!職場にバレにくい

アコムは職場への電話連絡を原則として行わないため、同僚や上司に借り入れがバレる心配がほとんどありません。

複数社から借り入れしていることを職場に知られたくない方には特におすすめです。

アコムの主要メリット
・原則として在籍確認の電話なし
・郵送物なしで契約可能
・スマホアプリのみで借入・返済
・3秒スピード診断で事前確認

アコム公式FAQでは「カードローンやクレジットカードの審査で、原則、勤務先へ在籍確認の電話はせず書面やご申告内容での確認を実施します」と明記されています。

ただし、複数借入があるなど返済能力に不安がある場合は電話確認が必要になることもありますが、事前に確認を取ってくれるため安心です。

契約時に「カードレス」を選択すれば自宅への郵送物もなく、家族にもバレにくい環境で利用できます。

スマホアプリがあれば全国のセブン-イレブンやローソンで現金を引き出せるため、ローンカードを持ち歩く必要もありません。

アコム公式サイト

プロミスは融資まで最短3分!即日融資にピッタリ

プロミスは業界最速クラスの融資スピードを誇り、急な出費に対応したい方に最適です。

WEB完結なら最短3分で借り入れできるため、当日中に現金が必要な緊急事態でも頼りになります。

プロミスの主要メリット
・最短3分での超高速融資
・1秒でのスピード診断
・無利息期間は借入日翌日からスタート
・女性専用レディースコールあり

申込後にフリーコール(0120-24-0365)に連絡すれば、審査を優先的に進めてもらえる可能性があります。

営業時間は平日9時〜21時で、女性の方は専用の「レディースコール(0120-86-2634)」も利用できます。

プロミスの30日無利息期間は他社と異なり、契約日ではなく「借入日」の翌日からスタートします。

これにより、契約したものの実際に借り入れしなかった期間は無利息期間が消費されないため、無駄がありません。

公式サイトの「1秒診断」では年齢・年収・他社借入額の3項目入力だけで借入可能性を判定できるため、申込前の参考として活用しましょう。

SMBCモビットは顧客対応が良好!相談したい人におすすめ

SMBCモビットはコールセンターの対応品質が高く評価されており、借入に関する不安や疑問を相談しながら進めたい方に適しています。

複数借入について詳しく相談したい場合でも、丁寧に対応してもらえます。

SMBCモビットの主要メリット
・五つ星評価のコールセンター対応
・最短15分でのスピード融資
・スマホアプリでカードレス利用
・24時間いつでも相談可能

相談窓口は複数用意されており、24時間対応の自動音声案内に加えて、平日9時〜21時はオペレーターによる直接相談も可能です。

「他社借入があっても大丈夫か」「自分の年収で審査に通るのか」といった具体的な質問にも答えてもらえます。

融資スピードは最短15分とプロミスに次いで早く、手続きもシンプルなため、既に消費者金融を利用している方なら スムーズに契約まで進められるでしょう。

専用アプリがあればセブン銀行・ローソン銀行でカードレス取引ができ、複数社のローンカードを持ち歩く煩わしさからも解放されます。

セントラルは大手で落ちた人に向いている

セントラルは中小消費者金融の中でも特に柔軟な審査対応で知られており、大手消費者金融で審査落ちした方の受け皿的な役割を果たしています。

スマホからの申し込みに対応しているため、中小でも手続きの手軽さは大手と変わりません。

セントラルの主要メリット
・大手で審査落ちした方も対象
・スマホから簡単申込
・平日14時までなら即日融資可能
・幅広い雇用形態に対応

中小消費者金融は大手で借りられない層をターゲットにしているため、既に複数社から借り入れがある方でも前向きに審査してもらえる可能性があります。

在籍確認についても事前に相談できるため、どうしても職場に電話してほしくない場合は書類での代替を相談できます。

セントラル公式サイトでは「在籍確認は、一度お客様とお話をしてからどのようにするかを確認致します」と明記されています。

貸付対象者はサラリーマンだけでなく、パート・アルバイト・自営業・派遣社員など幅広く、雇用形態に不安がある方でも申し込みやすい環境です。

平日14時までに申込完了すれば即日融資も可能で、契約後すぐに指定口座への振り込みを受けられます。

セントラル公式サイト

レイクは365日無利息!利息の負担を減らせる

レイクは他社と比較して圧倒的に長い無利息期間を提供しており、利息負担を大幅に軽減したい方におすすめです。

特に借入額が少額の場合は、最大365日という長期間の無利息期間を活用できます。

レイクの主要メリット
・最大365日の超長期無利息期間
・郵送物なしで契約可能
・即日ローンカード発行
・全国の提携ATMで利用可能

無利息期間は初回契約額によって決まり、50万円未満なら60日間、50万円以上なら驚きの365日間となります。

例えば初回契約額30万円の場合、60日無利息により約8,800円分の利息を節約できる計算になります。

既存の借入で毎月の利息負担に苦しんでいる方も、レイクからの借入分については長期間利息がかからないため、効率的に既存債務の返済に充てることができます。

契約時は郵送物なしを選択でき、利用明細なども郵送されないため、家族と口座を共有していても振り込みや引き落としで借入がバレる心配がありません。

全国の「SBI新生銀行カードローン自動契約機」では契約当日にローンカードを発行できるため、即日での現金引き出しも可能です。

ダイレクトワンは中小消費者金融のなかでも55日無利息と長め

ダイレクトワンは中小消費者金融でありながら大手並みの55日無利息期間を提供しており、利息負担を抑えたい方に適しています。

スルガ銀行グループの一員として安心感もあります。

ダイレクトワンの主要メリット
・最大55日間の無利息期間
・全国8箇所の店舗で直接相談可能
・個人の状況に寄り添った審査
・期間中は何度借りても無利息

55日無利息は大手消費者金融の30日と比較して25日も長く、30万円を借りた場合約8,000円の利息を節約できます。

全国8箇所にある店舗では、スタッフと直接相談しながら申し込みを進められるため、複数借入について不安がある方も安心です。

中小消費者金融の特徴として、個人の事情に寄り添った審査を行っているため、他社借入があっても資金使途が明確であれば融資してもらえる可能性があります。

申し込み方法はインターネット・電話・店頭と多様で、特に店舗での相談は他社では受けられないサービスです。

通常金利は年18.0%と標準的ですが、55日無利息によって実質的な負担を大幅に軽減できるのが魅力です。

クラポはレンタル料金割引など独自の魅力がある

クラポはキャッシングサービスに加えてレンタルサービスも提供している独特な消費者金融で、借入以外の方法でも出費を抑えたい方におすすめです。

クラポの主要メリット
・レンタルサービス半額特典
・最短30分での融資
・専用LINEでの相談対応
・セブン銀行での即日利用

キャッシング利用者には「レンタルサービス半額」の特典があり、家電製品やスーツケースなどを通常の半額でレンタルできます。

例えば旅行用のスーツケースをレンタルする場合、購入費用を借りるよりもレンタル料金を借りる方が総コストを抑えられる可能性があります。

申し込みから利用まで3ステップと非常にシンプルで、契約後は即日でカードを発行してセブン銀行のATMから現金を引き出せます。

専用LINEでの相談サービスも提供しており、気軽にスタッフとやり取りしながら申し込みを進められるのも特徴です。

店頭での申し込みにも対応しているため、直接相談しながら手続きを進めたい方にも適しています。

従来の消費者金融とは一線を画すサービス内容で、借入と生活コストの両面から家計をサポートしてくれる独自性があります。

3社目の消費者金融の審査に通過するポイント

複数社からの借り入れを成功させるためには、審査で重視されるポイントを理解し、事前に対策を講じることが重要です。

3社目の審査は1社目・2社目よりも慎重に行われるため、より戦略的なアプローチが必要になります。

適切な準備をすることで、審査通過の可能性を大幅に高めることができます。

現在の借入総額を年収の3分の1以下に抑える

総量規制は消費者金融審査の最も基本的な要件であり、これを超えると法的に融資を受けることができません。

貸金業法により年収の3分の1を超える貸付けは原則禁止されているため、まずは現在の借入状況を正確に把握することが重要です。

  • 総量規制チェックの手順
  • 1. 源泉徴収票で年収を確認
  • 2. 各社の会員サイトで借入残高を確認
  • 3. 借入総額が年収の3分の1以下かチェック
  • 4. 余裕がある場合は希望額を設定

例えば年収300万円の方の場合、上限額は100万円となります。

既に2社から合計80万円を借りているなら、3社目では最大20万円まで借入可能ということになります。

ただし、実際には総量規制ギリギリまで貸し付けることは稀で、返済能力を考慮してより少額に設定されるのが一般的です。

申込前に各社の会員サイトやアプリで現在の借入残高を確認し、正確な数字を把握しておきましょう。

日本貸金業協会では「貸金業法は、多重債務問題の解決と安心して利用できる貸金市場の構築を目指し、2006年12月に抜本改正され、段階的に施行後、2010年6月に完全施行されました」と説明しています。

日本貸金業協会

虚偽申告や記入ミスを防ぐ

申込情報の正確性は審査結果に直結するため、記入内容を慎重にチェックすることが重要です。

特に複数借入がある状況では、わずかな記入ミスが審査落ちの原因になる可能性があります。

  • 確認すべき重要項目
  • 住所や電話番号などの基本情報
  • 年収金額(源泉徴収票と照合)
  • 他社借入件数と借入額
  • 勤務先情報と勤続年数

信用情報機関には借入履歴が詳細に記録されているため、他社借入額を少なく申告してもすぐに発覚します。

審査に通りたい気持ちから虚偽申告をしてしまうと、かえって信用を失い審査落ちの原因となってしまいます。

申込フォームには必ず確認画面があるため、送信前に全項目をもう一度チェックしましょう。

特に数字の入力ミス(年収の桁違いなど)は致命的な影響を与えるため、慎重に確認することが大切です。

年収については源泉徴収票の「支給金額」欄を見れば正確な数字がわかるため、手元に用意してから申し込みを行いましょう。

複数社への同時申し込みは避ける

短期間での複数申し込みは「申し込みブラック」と呼ばれる状態を引き起こし、審査落ちの原因となります。

信用情報機関には申込履歴が6ヶ月間記録されるため、慎重に申し込み先を選ぶことが重要です。

  • 申込履歴に記録される情報
  • 本人を識別する情報(氏名、生年月日、連絡先)
  • 申込内容(照会日、商品名、契約予定額)
  • 照会した金融機関名

CIC(指定信用情報機関)によると、申込履歴は照会された日から6ヶ月間記録されます。

この期間内に複数の申し込みがあると「収入状況が悪化している」「返済能力に問題がある」と判断される可能性があります。

3社目を検討する際は、最も審査に通りやすそうな1社に絞って申し込みを行い、結果を待ってから次の行動を決めるのが賢明です。

どうしても複数社に申し込みたい場合は、最低でも1ヶ月以上の間隔を空けることをおすすめします。

滑り止めの感覚で複数申込をしても、かえって全社から審査落ちになるリスクがあるため注意が必要です。

借入希望額は必要最低限に設定する

借入希望額を必要最小限に抑えることで、「計画性がある利用者」という印象を与え、審査通過率を高めることができます。

金額が大きすぎると返済能力に疑問を持たれ、審査落ちのリスクが高まります。

  • 適切な希望額設定のポイント
  • 具体的な資金使途を明確にする
  • 見積書などで必要額を客観的に把握
  • 余裕を見ても最小限に留める
  • 初回は低額で信用を築く

例えば自動車の修理費として借り入れする場合、事前に修理工場で見積もりを取得すれば、必要な金額を正確に把握できます。

修理費が15万円なら希望額も15〜20万円程度に設定し、50万円のような大きな金額は避けるべきです。

複数借入がある状況では特に、「この人は計画的にお金を使えるのか」という点が厳しくチェックされます。

必要最小限の希望額設定により、返済計画がしっかりしていることをアピールできます。

初回契約では低額からスタートし、返済実績を積んでから必要に応じて増額申請するのが理想的な利用方法です。

3社目の消費者金融の審査に通過するための注意点

3社目の審査を成功させるためには、申し込み前の準備と戦略的な判断が重要になります。

既に複数社から借り入れがある状況では、通常よりも慎重なアプローチが求められます。

以下のポイントを押さえることで、審査通過の可能性を最大化できるでしょう。

既存カードローンの増額申請を先に検討

新規申し込みの前に、現在利用中のカードローンでの増額申請を検討することをおすすめします。

既存の取引実績があるため、新規よりも審査に通りやすく、金利面でのメリットも期待できます。

  • 増額申請のメリット
  • 取引実績による審査優遇
  • 借入先を増やさずに済む
  • 100万円超で金利が最大15%に下がる
  • 手続きが簡単で時間短縮

消費者金融では1社からの借入額が100万円を超えると、利息制限法により上限金利が15%に下がります。

現在18%で借りている方は、増額により3%の金利引き下げ効果を得られる可能性があります。

プロミスを例に挙げると、増額申請は会員サイト・電話・自動契約機から簡単に行えます。

ただし、初回契約時から収入が減少している場合は、逆に利用限度額を下げられるリスクもあります。

収入が安定しているか悪化していないかを事前に確認し、問題なければ増額を優先的に検討しましょう。

増額審査に落ちても信用情報に大きな悪影響はないため、まずは増額を試してみる価値があります。

収入証明書を事前に用意しておく

3社目の申し込みでは収入証明書の提出を求められる可能性が高いため、事前に準備しておくことが重要です。

法律により特定の条件下では収入証明書の提出が義務付けられています。

  • 収入証明書が必要になるケース
  • 1社から50万円を超えて借りる場合
  • 他社借入との合計が100万円を超える場合
  • 審査で収入確認が必要と判断された場合

日本貸金業協会によると「個人が借入れをしようとする場合において、①ある貸金業者から50万円を超えて借入れる場合、②他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超えて借入れる場合、のどちらかに当てはまると、『収入を証明する書類』の提出が必要です」とされています。

  • 利用可能な収入証明書
  • 源泉徴収票
  • 給与明細書(直近2〜3ヶ月分)
  • 確定申告書
  • 所得証明書
  • 税額通知書

給与明細書や源泉徴収票を紛失した場合は、勤務先での再発行に時間がかかる可能性があります。

急ぎの場合は、市区町村役場やコンビニで所得証明書を発行するのが最も確実です。

マイナンバーカードがあれば、全国のコンビニで24時間いつでも所得証明書を発行できるため便利です。

日本貸金業協会

「審査なし」「審査が甘い」広告に惑わされない

資金繰りに困っているときこそ、違法な貸金業者(闇金)に騙されないよう注意が必要です。

法律に違反した謳い文句で集客している業者は、高確率で闇金です。

  • 闇金の典型的な謳い文句
  • 「審査なし」
  • 「審査が甘い」
  • 「ブラックでもOK」
  • 「誰でも借りれる」
  • 「即日100万円融資」

貸金業法では、簡単に借りられることを全面的にアピールする広告は禁止されています。

正規の消費者金融は適切な審査を行うことが法的に義務付けられているため、「審査なし」という表現は使用できません。

  • 避けるべき怪しい資金調達方法
  • 個人間融資(SNSでの貸し借り)
  • 給与ファクタリング
  • ツケ払い現金化
  • クレジットカード現金化

これらの方法は一見合法に見えても、実際には闇金が関与しているケースが多く、法外な利息や違法な取り立てに遭うリスがあります。

正規の消費者金融は金融庁に登録されており、登録番号や適正な金利表示があります。

申し込み前には必ず金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で業者が正規登録されているかを確認しましょう。

複数(3社目・4社目)の消費者金融から借入してもバレない?バレない方法も紹介

複数社からの借り入れが家族や職場にバレることを心配される方は多いですが、適切な手続きを踏めばバレるリスクを最小限に抑えることができます。

大手消費者金融では利用者のプライバシー保護に力を入れており、バレにくい仕組みが整っています。

ここでは、借入がバレる主な原因と対策方法について詳しく解説します。

借入がバレる主な原因と対策
バレる原因大手消費者金融の対策中小消費者金融の対応
職場への電話原則電話連絡なし会社により異なる
自宅への郵送物郵送物なし対応多くが郵送物なし対応
ATM利用時スマホアプリで対応カード利用が基本
利用明細WEB明細に変更可能WEB対応している会社多数

大手消費者金融(アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビット)では、原則として職場への電話連絡を行いません。

書面での在籍確認や申告内容での確認を基本としているため、同僚や上司に知られるリスクは非常に低くなっています。

郵送物についても、WEB完結申込を選択すれば契約書類やローンカードの郵送を避けることができます。

スマホアプリを活用すれば、ローンカードなしでコンビニATMから借入・返済ができるため、複数社のカードを持ち歩く必要もありません。

一方、中小消費者金融では在籍確認の方法が会社によって異なります。

セントラルやダイレクトワンなどは原則として電話連絡を行いますが、事前に相談すれば書類での代替を検討してもらえる場合があります。

最もバレにくい方法は、大手消費者金融でWEB完結申込を利用し、カードレス・郵送物なしで契約することです

3社以上借入は不安という方はおまとめローンの利用がおすすめ

複数社からの借り入れに不安を感じている方は、新たな借入先を増やすのではなく、おまとめローンによる一本化を検討することをおすすめします。

おまとめローンは複数の借入を1社にまとめることで、返済管理を簡素化し、場合によっては総返済額を減らすことも可能です。

  • おまとめローンのメリット
  • 返済日が1つになり管理が楽
  • 金利が下がる可能性がある
  • 総量規制の例外で年収の3分の1超でも利用可能
  • 月々の返済負担を軽減できる場合がある

おまとめローンは「顧客に一方的に有利になる貸付」として総量規制の例外とされているため、現在の借入総額が年収の3分の1を超えていても利用できます。

主要おまとめローンの比較
金融会社商品名金利限度額おまとめ対象
アイフルおまとめMAX・かりかえMAX3.0~17.5%最大800万円消費者金融・銀行カードローン・クレジットカード
プロミスおまとめローン6.3~17.8%最大300万円消費者金融・クレジットカードキャッシング
SMBCモビットおまとめローン3.0~18.0%最大800万円消費者金融・クレジットカードキャッシング

現在利用中の消費者金融でおまとめローンを利用すれば、取引実績があるため審査に通りやすくなる可能性があります。

例えば、3社から合計90万円を借りて月々の返済額が合計4万円の場合、おまとめローンにより月々の返済額を3万円程度に減らせる可能性があります。

ただし、返済期間が長くなることで総返済額が増える場合もあるため、シミュレーションを活用して検討することが重要です。

おまとめローンは返済専用のため、一度まとめた後は追加借入ができません。

本格的な債務整理が必要な状況になる前に、おまとめローンでの管理しやすい返済計画への変更を検討しましょう。

3社目の消費者金融を調べているときによくある質問

複数社からの借り入れを検討する際によく寄せられる質問について、具体的にお答えします。

実際の利用を前提とした実践的な疑問点を解決することで、より安心して申し込みを進めることができるでしょう。

総量規制に抵触していないかどこで確認できる?

総量規制の範囲内かどうかは、簡単な計算で確認できます。

専用のシステムがあるわけではありませんが、以下の手順で正確にチェックできます。

  • 総量規制チェックの手順
  • 1. 源泉徴収票の「支給金額」で年収を確認
  • 2. 各借入先の会員サイト・アプリで現在の借入残高を確認
  • 3. 全ての借入残高を合計
  • 4. 「年収 ÷ 3」と比較

例えば年収300万円の方の場合、上限額は100万円です。

現在A社から40万円、B社から30万円借りているなら合計70万円となり、あと30万円まで借入可能ということになります。

各消費者金融の会員サイトやスマホアプリでは、現在の借入残高をリアルタイムで確認できます。

返済によって残高が減った分だけ借入可能額も増えるため、定期的にチェックしておくと良いでしょう。

信用情報機関でも借入残高は確認できますが、手数料がかかるため、まずは各社の会員サイトで確認するのが効率的です。

すでに2社から借入がある場合、限度額は減るのか?

既存借入がある場合、3社目の限度額は通常より少なくなる傾向があります。

これは総量規制の範囲内で貸付を行う必要があるためです。

  • 限度額決定の要因
  • 総量規制による上限(年収の3分の1)
  • 既存借入額
  • 返済能力の評価
  • 勤続年数や収入の安定性

例えば年収300万円(上限100万円)で既に2社から合計60万円借りている場合、3社目では最大40万円となります。

ただし実際には、返済負担を考慮してより低い金額(10〜20万円程度)に設定されることが多いです。

初回契約では一般的に10〜50万円の範囲で限度額が設定され、返済実績を積むことで段階的に増額できるシステムになっています。

複数借入がある状況では特に、「確実に返済できる金額」を重視して慎重に審査が行われます。

限度額が希望より少なくても、半年程度の返済実績を積めば増額申請により引き上げることが可能です。

1社目・2社目よりも金利が高く設定されやすいって本当?

3社目だからといって金利が高くなることは基本的にありません。

消費者金融の金利は利息制限法によって上限が定められているためです。

  • 利息制限法による上限金利
  • 10万円未満:年20.0%
  • 10万円以上100万円未満:年18.0%
  • 100万円以上:年15.0%

ほとんどの消費者金融では、初回契約時に上限金利(18.0%)が適用されるため、3社目でも金利は同じです。

ただし、既存の借入先で返済実績により金利が引き下げられている場合、新規借入先の金利の方が高く感じることがあります。

例えば、1社目で1年間の返済実績により金利が15.0%に下がっている場合、3社目の18.0%は相対的に高く感じられます。

金利を抑えたい場合は、新規申込よりも既存借入先での増額を優先的に検討することをおすすめします。

長期的には、3社目でも返済実績を積むことで段階的な金利引き下げを期待できます。

複数借入がある状況では、各社の金利と返済スケジュールを総合的に管理し、最も効率的な返済計画を立てることが重要です。